スタッフブログ

2018.10.12更新

東急東横線「日吉」駅から徒歩3分
アジャスト接骨院の栗原です。

鍼灸治療は鍼とお灸を使った治療方法で、約2000年の歴史を持ちます。

「鍼灸」とひとつのもののような印象を持たれるかたも多いと思いますが、「はり師」と「きゅう師」は資格としても別になります。

鍼はステンレスや金・銀などでできた針を直接皮膚にさしていきます。針を刺すというと注射をイメージされるかもしれませんが、注射針の太さは約0.7~0.9㎜。鍼灸でよく使われる鍼は0.14~0.34㎜と注射針の約3分の1の太さになります。症状や治療方法によって使用する鍼の太さは変えますが、痛みを強く感じる場合は細い鍼を使用させていただきます。

灸はモグサを皮膚に置き線香などで火をつけ、熱刺激をします。
先日NHKで放送された東洋医学の番組では、アフリカで結核治療に灸が効果をあげていると紹介されていました。患者さんが指導をうけ自分で足に米粒ほどのモグサを置き線香で火をつけていました。
日本でも昔は家で灸をすることが普通にあったようです。肩や腰の痛みはもちろん、免疫力が上がるので風邪をひきにくくなるといった効果があります。私の祖母も家で灸をしていたそうです。

今の日本では日常的に家でお灸をしているというかたは少ないと思います。
しかし、自分の身体の不調を自分でなんとかしようと健康意識の高い「お灸女子」が増えているようです。通信販売でお灸講座を売り出しているのも見つけました。
灸の良さが幅広く浸透するといいなと思います。

当院では換気の関係などからお灸を使った治療ができませんが、煙の少ないタイプの台座灸を使いご自宅でやって頂けるよう使用方法を説明させていただいています。

「お灸女子」になってみたい!ちょっと気になるなどあれば是非声をかけてください。



鍼灸治療についてブログを通して少しずつお話させていただき、鍼灸に興味をもっていただければなと思っています。

imgPL606774804_1539356150543

投稿者: アジャスト接骨院

SEARCH

ARCHIVE

CATEGORY